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資産を増やす複利効果のしくみ

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資産運用、特に中長期投資において「複利」という概念はとても大切です。複利とは資産運用において利息に対する利息がつく意味で、時間がたつほどその利息が積み上がって大きくなるというものです。このような利息が利息を生む効果を「複利効果」と呼びます。

長期投資において、いかにして複利効果を出していくかというのが資産形成の大きな決め手となります。

 

複利と単利の概念について

まず、利息の計算方法である「複利」と「単利」について説明します。

・単利→元本のみに対してつけられる利息。
・複利→元本のみならず利息に対してもつけられる利息。

(例)

100万円を「単利」1%で運用するという場合
毎年100万円×1%=1万円の利息を受け取ることができます。
これに対して100万円を「複利」1%で運用するという場合

1年目 100万円×1%=1万円

2年目 (100万円+1万円)×1%=1.01万円

3年目(100万円+1万円+1.01万円)×1%=1.0101万円

というように、複利の場合は利息に対しても利息が付いていき、その利息の額は年を経るにしたがって大きくなりますので、その差も大きくなってきます。

 

複利効果を資産運用に活かすポイント

それでは、複利によるメリットを資産運用に活かす、複利効果をより高めるためにはどのようなポイントがあるか説明していきます。

複利効果は「投資額」「投資期間」「利回り」の3つを活用することで雪だるま式に効果は高まっていきます。

 

できるだけ多くの資金を投資に回す

先述の例では100万円を運用に回した場合を説明しましたが、運用資金を2倍の200万円にすれば利率にかける額が2倍になるわけですから利息も2倍になるわけです。ということは複利効果も2倍になります。

 

ちなみに、投資額が小さい場合にはレバレッジを活用することにより、少額の投資でも大きな運用リターンが可能になります。大きな運用リターンが可能になるということはリスクも大きくなるということなので、リスク管理をしっかりと行う必要があります。

 

できるだけ投資の期間を長くする

例えば、老後の生活設計において60歳を一つの節目と捉えた場合、60歳までに残されている期間は20歳なら40年、30歳なら30年、40歳なら20年、50歳なら10年と徐々に短くなります。複利効果を活かすにはできるだけ若いうちから資産運用を始めることが必要になります。

 

一般に若い方は預金額や収入額の面において中高齢者にはかないません。しかしながら、仕事をリタイヤするまでに資産運用が可能な期間はたくさん持っています。
複利効果は運用される期間が長いほど雪だるま式に上昇していきますので、運用期間を長くできる若い人のほうが有利になります。

 

運用利回りはできるだけ高くする

最後に、複利効果を高めるには運用利回りを大きくすることが効果的です。先述の例では1%の運用利回りとして計算していましたが、この利回りを2%、5%、10%と引き上げていけば、複利効果はより高まります。
しかしながら、高い利回りがあるということはそれだけリスクがある投資であるということです。高い運用リターンは魅力的ですが、それだけ高いリスクをとっているということを忘れてはいけません。

 

複利効果を得るにはリスクを考慮する必要がある

先述の例は、毎年一定の利回りでの運用ができた場合を単純計算したものとなっています。確定利回りの投資商品の場合ではなく、たとえば株式投資や投資信託といった投資商品の場合、必ず毎年ブレがでてきます。

現実に複利効果を考える場合には先述のように単純な話ではなく、上にブレるもしくは下にブレるといったリスクの発生確率などを考慮する必要があります。

複利効果は資産運用を行うにあたって大きな効果を生み出します。それは予想通りに運用のリターンを得られる場合でも、予想に反して運用の損失が生じる場合でも同じです。

こうした複利効果があるために、資金運用を行う場合には生活資金と余裕資金をきっちり区別して余裕資金のみを運用に回すということが大事です。またリスクの大きい金融商品だけで運用するのではなくリスクの小さい金融商品も合わせて運用するとか、購入時期をずらして運用するなどの分散投資を行うことでリスクをコントロールすることが必要になってきます。

投資の心構えとして覚えておいてください。

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